

今日も、運び、支えていく。
人々の毎日の生活、工場などの経済活動に欠かせない燃料。今日も私たちは、たくさんの燃料を運び、日本の基盤、インフラを支えています。この大切な仕事で、力を発揮してみませんか?やりがいあるステージがあなたを待っています。


大型 ローリードライバーの仕事
大型ローリー、もしくは大型牽引ローリーを使用し、シェルのサービスステーションを中心に各種燃料油を運んでいただき、多くの人々の生活基盤を支え、守っていく、大切なお仕事です。


大型ローリードライバーの1日の業務例
- 出庫点呼
- 運行管理者による、ドライバーのアルコールチェック、健康状態の確認。免許証や資格者証などの携行品の確認を行います。また配車内容、連絡事項の確認なども行われます。
- 車両の始業前点検
- 安全に運行するため、各ドライバーが乗務する車両のタイヤ空気圧・ボルト類の緩み・ライト類の点灯等の点検を行います。
- 燃料油の積込
- 車両に燃料油の積込を行います。静電気の放電、車両上部に上るためハーネスを装着するなど、作業はさまざまなルールに則って行います。出荷基地(製油所・油槽所)での積込はほぼ機械化がされていて、重い物を持つ作業はほとんどありません。
- 出発・運行
- シェルサービスステーションなどが目的地となります。事前に確認したルート、当日の道路状況等を考慮し配送を行っています。
- 荷卸
- 配送先のタンクに燃料油を卸します。配送先の誤りがないか、積荷や前尺・後尺を慎重に確認をします。
- 帰庫
- 車両の清掃や終業点検を行った後、再度アルコールチェックなど帰庫点呼を行います。当日の勤務記録表の作成、翌日の配送予定を確認し、1日の業務が終了します。
配送は50~200Kmの短・中距離となり、距離に応じて1日数回転の配送となります。実務経験なし、未経験の方も大歓迎ですが、業務には大型免許のほか、燃料を取り扱うための危険物取扱者の資格が必要です。会社によっては資格取得のサポート制度もあるので、詳しくは募集要項をご確認ください。




美容師からシェルのローリードライバーへ
自分にとっては普通の選択なんです。
O.S.さん 大型ローリードライバー 上野輸送株式会社 正社員 入社2年目
よく驚かれるんですが前職は美容師でした。美容師学校を卒業して資格を取り、実際お店でも働いていました。数年間働いたある日、ふと将来について考えました。このままでいいのかなと?と思うようになったのです。美容師は経験を積むと、独立する方が多くなります。その方が勤務時間や収入面でもメリットがあるからだと思います。でも、自分の場合「自分のお店を持ちたい!」そんな気持ちがわかなかったんです。お店を持ったとしても、近頃は美容院の競争率も高く、いろいろ頑張らなきゃいけない。私自身このハードな戦いに取り組む気持ちがなかったんですね。そう思ったとき、次の仕事が決まっていないのにお店を辞めたのです。
仕事を決めるとき、ドライバーをすることはすぐに決めました。運転が好き、一人ですることが好きだったからです。その中でも専門性が高く、社会から必要とされ、長く続けられるドライバーの仕事はどれ?と考えたとき、こちらの燃料輸送、タンクローリードライバーの求人を見つけ、これだと思いました。電話をかけて話を聞くと実務経験がなくても、資格があればOKとのこと。すぐに自動車学校に通い始めましたね(笑)。


「免許取ってきました!」って感じで応募しました。そんな未経験者を会社が受け入れてくれたのは本当に感謝です(笑)。研修はとても丁寧でわかりやすかったです。燃料をローリーに積込む研修や、助手席に先輩に乗ってもらい実際に運転する研修。トータルで3ヵ月はあったと思います。あとで知ったことなんですが、うちの会社は研修やルールが厳しいと有名だそうです。でも、ガソリンなどの危険物を運ぶ仕事ですから、自分は厳しいくらいがちょうどいいと思っています。
今年で2年目になりましたが、まだまだ半人前だと思っています。毎日が勉強ですね。運転する仕事ですので、仕事終わりにお酒を飲みに行くなんてことはありませんが、先輩の方々と休憩時間いろんなことを話します。仕事の事に関しても、道の選び方、運転や作業のコツなどを教えてもらっています。本当にありがたいです。
シェルのタンクローリーの燃料輸送は、重い物を運ぶ必要もなく、ドライバーには体に負担も少ない仕事です。私の場合、お休みもしっかりとることができ、収入も増えました。生活にも余裕ができて、休日は夫婦で美味しい物を食べに行ったりしています。すこし大変といえば朝早いことくらい(笑)。でもそれもすぐに慣れますよ。いい転職をしたと自分でも思っています。




会社がドライバーを守ってくれる
そんな実感をもって働けています。
N.K.さん 大型ローリードライバー 上野輸送株式会社 正社員 入社17年目
学校を卒業した後、空港施設での輸送業務を仕事にしていました。羽田空港内の飛行機燃料を運ぶ仕事でしたから、今のサービスステーションへタンクローリーで燃料を運ぶ仕事と少し似ていますね。その会社で大型免許と危険物取扱者の資格も取得しました。10年くらい働きましたが、腰を痛めたこともあり辞めることにしたんです。少ないですが貯金や退職金もあったこともあり、1年くらい何もしませんでした(笑)。会社を辞めたときはドライバーの仕事自体を辞めようと思っていたんですが、また求人を探すことになり、結局ドライバーに戻りました。宅配関係の仕事を少しやったあと、こちらの会社にお世話になることを決めたんです。
大型免許と危険物取扱者の資格が活かせる仕事であることはもちろんですが、ここで運ぶ燃料はポンプでローリーに入れるので、重い物を持つ必要がないんです。もちろん燃料という危険物を運ぶ仕事ですので、そのぶん神経は使います。管理、運用のためのルールもたくさんありますが。重い物を持たないですむので、こちらの仕事は本当に助かりました。一度痛めてしまった腰ですが、入社から17年。何とかシェルのローリードライバーを続けることができています。


体力的なこと以外でも、会社がドライバーを守ってくれているという実感はあります。無理をさせないよう、事故の無いよう、環境を整えてくれています。渋滞などで遅れそうなら、会社に連絡すれば、お客さまには会社から連絡、お詫びしてもらえます。ちょっとしたことですが、こちらも精神的に楽になり、運転に集中できますからね。
業務量が安定しているのは良いところです。資格を取れば手当も付きますし、福利厚生はきちんとしています。しっかり休みもあり、希望日に取ることも難しくありません。良い環境で妻と子供が二人。家族をしっかり養うことができています。
ここの仕事は燃料という生活必需品を運ぶ大切な仕事。必ず届けなくてはならないプレッシャーはありますし、事故を起こすと大変なことになりますから、業務のルールは絶対守らなくてはなりません。大変なこともあります。それでも私は車が、シェルのタンクローリーの運転が好きなんだと思います。個室で、自分のペースで進められる仕事は、ほかになかなかありませんから(笑)。「先のことを考えず、マイペースで」そういうタイプなので深くは考えていませんが、できる限りこの会社でドライバーを続けていきたいと思っています。

